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クロレラ Chlorella

30億年前から存在する植物プランクトン

クロレラ

クロレラとは

クロレラは、地球上に生命が誕生した30億年以上前から海中に棲息している緑藻類の一種で、淡水性のプランクトンです。クロレラという名前は、ギリシャ語のクロロス(緑色)と、ラテン語のエラ(小さなもの)を合成して作られたものです。

その大きさは人間の赤血球よりも小さく、わずか2〜10ミクロンほどですが、1つの細胞が約20〜24時間ごとに4分裂しながら増殖し続けるという、驚異的な増殖力と生命力をもっています。また、クロレラの光合成能力は、他のどの植物よりもすぐれています。

1890年、オランダの学者バイリンクによって発見されたクロレラは、地球上に無尽蔵に存在する植物性プランクトンとして、また、良質なタンパク質として、ドイツなどヨーロッパ諸国ではおもに食糧源への研究開発が進められました。

NASAでは宇宙食として研究

その後、1931年にノーベル医学賞を受賞し たオット・ワールブルグ博士が生物学研究の対象にクロレラを取り上げたことから、第二次大戦後の米国で本格的な研究が始まりました。

当初は米航空宇宙局(NASA)が宇宙開発 に利用する計画があり、「宇宙食」としての期待が高まった時期もあったようです。しかし、現在では良質なタンパク質の供給源だけでなく、細胞を賦活化して生活習慣病を防ぐサプリメントとして、大きな注目を集めるようになりました。日本では1951年、徳川生物学研究所においてクロレラの研究が本格的に始まり、現在のようなクロレラの大量培養が可能になりました。

おもな成分は、その約60パーセントが良質夕ンパク質、約20パーセントが炭水化物、約5パーセントが葉緑素であり、そのほか、ピ夕ミンA・B群・C・E、主要ミネラル、核酸をはじめ、独特の抗疾病作用が期待されるファィトケミカル(微量植物化学物質) を多く含んでいます。

クロレラは生命活動に必要な成分の合成を、 1つの細胞内で活発に行いますが、細胞分裂・増殖を操り返す過程の中で、独特の成分であるクロレラエキスが多量に生じます。

米国老化防止研究所所長のスチーブン博士はこのエキス成分をCGF(クロレラ・グロス・フアク夕ー)と命名。アミノ酸・ペプチド・ポリサッカライド・ビタミン・核酸などが複合されたものであろうと考察し、そのアンチエイジング作用に着目しています。とくに、CGFに含まれるS-ヌクレチドぺプチドには、造血作用をうながす働きがあり、貧血の改善に有効だといわれています。

クロレラの働き

期待される働きは次のとおりです

  • 免疫力増強
  • アンチエイジング作用
  • 貧血改善作用

代替医療としてのクロレラ – 抗がん作用も!?

最近の研究では、クロレラが血中タンパクのアルブミン値を上げることが判明しています。強力な抗酸化作用をもつアルブミンは、体内のビタミン、ミネラル、脂肪酸などの必須物質を運搬する役目のほか、体内の毒素を細胞から除去して肝臓に運び、肝臓で解毒して体外に排出する働きをサポートしています。

また、アルブミンが不足すると、肝臓や腎臓の働きが低下し、免疫システムがうまく機能しなくなります。英国の医学専門誌『ランセット』に発表された研究では、アルブミン値が低い人では、ガンや心臓病を発症する確率が高いということが指摘されていおり、代替医療の分野でも期待が高まっています。

費用その他

多くの効能が期待できるクロレラ。製品価格の高いものから安いものまで、幅広く市販されていますが、あまりに高いサプリメントはおすすめしません。ご利用の際はよく調べられてから購入されるとよいでしょう。

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