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黒酢 Black vinegar

●黒酢とは

醸造酢の一種で、米黒酢の分類になります。主原料には米・米麹・水を用いるものだけを黒酢と呼び、香酢と呼ぶ地方もあります。

酢には殺菌効果、食欲増進作用、血糖値抑制作用のほか、コレステロールや中性脂肪の減少作用による「血液をサラサラにする」働きがあります。天然の醸造米酢の中でも、黒酢は発酵・熟成にかける期間が1〜3年と長く、すぐれた血液サラサラ効果を発揮します。

人間のからだには全長10万キロメートル、地球を2回りする長さの血管が網の目の様に張りめぐらされています。その約90パーセントは、微細循環と呼ばれる内径が30〜40ミクロンの細い血管で、さらにその先は内径5ミクロン以下の毛細血管に枝分かれしています。毛細血管の終点は行き止まりではなく、その末端から、それぞれ の部位の細胞への栄養供給や酸素・二酸化炭素ガス交換を活発に行なっています。

●黒酢がしなやかな赤血球を取り戻す

健康な血液を15000倍の顕微鏡で拡大すると、赤くてきれいな丸い赤血球が活発に動いているのがわかります。生体に必要な酸素や栄養成分を運ぶ赤血球の細胞膜はピンと張り、輪郭もはっきりしています。肺で受け取った酸素を動脈血によって全身の細胞に供給し、細胞から回収した二酸化炭素を含む静脈血を再び肺に送り返す過程で、赤血球のヘモグロビン(血色素)が酸素の運び屋をしています。

しかし、運搬役のへモグロビンの量が減ると、全身の細胞が酸欠に陥ります。 これが「貧血」の状態で、赤血球の大きさが大小ふぞろいになったり、真ん中が薄くくぼんだ(標的赤血球)ようになります。ふだんは直径7ミクロンほどの赤血球ですが、内径5ミクロンの毛細血管を通るときには、細長く変形して通り抜ける変形能を発揮します。年齢とともに赤血球のしなやかさ(変形能)が失われやすく、酸素が隅々まで供給できにくくなりますが、幸いなことに黒酢には赤血球の変形能を改善し、血液をサラサラにする働きがあるのです。

●ドロドロの血液が循環器病の引き金になる

食事から約30分たった血液を1万5000倍の顕微鏡で見ると、細かい中性脂肪の粒が雪のように降っています。健康な人ではしばらくすると消えるのですが、高脂血症や脂肪肝の患者の血液では、常に中性脂肪が降るように見える状態で、ところどころに小さい脂肪・糖分のプラーク(かすの固まったもの)が見られます。このプラークが大きくなると血栓となり、心臓や脳の毛細血管に詰まって心筋梗塞や脳梗塞を起こすのです。 このような「血液ドロドロ」の状態が、循環器系疾患の引き金となるのです。

中医学(中国の伝統医学)では、人間の体を構成する3つの要素「気・血・水」の調和が崩れると病気になる、と考えています。とくに気と血の関係を「気がめぐれば血もめぐる。気が滞れば血も滞る」と説明しています。ストレスによる緊張状態が長く続くと「気の滞り」を招き、血管が収縮して血液が流れにくくなり、全身の新陳代謝も悪くなるので、ネバネバ、ドロドロの汚い血液になるというのです。

●黒酢の働き

期待される働きは次のとおりです。

  • コレステロール値を下げる効果
  • 血流改善効果

 

●悪玉コレステロール、中性脂肪値が低下する

ストレスや食生活の偏り、慢性的な運動不足からくる血液の汚れや粘り気を、中医学では「痕血(おけつ)」といいます。中国では、中医学と西洋医学のよいところを融合しようとする「中西医結合」運動が盛んですが、西洋医学でいう総コレステロールや中性脂肪が高く「粘性のある」血液の状態を、中医学では「瘀血」と呼んでいるのです。黒酢には中性脂肪を低下させ、悪玉(LDL) コレステロール値を下げつつ、善玉(HDL)コレステロール値を上げるという、血液をサラサラにする効果があるのです。

●費用その他

比較的安価に入手することができます。サプリメントでなくても、黒酢そのものも市販されているので、飲みづらいと感じない場合はボトルなどでの購入がよいかもしれません。

 

 

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