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アスタキサンチン astaxanthin

●アスタキサンチンとは

アスタキサンチンは、トマトに含まれるリコピンと同じカロテノイド(天然に存在する色素成分)の一種で、赤い色素成分です。サケ科など魚類の筋肉の赤色部分、カニやエビの殻、甲殻類を餌とするマダイの体表面など、アスタキサンチンは自然界に広く存在しています。

アスタキサンチンはサケ類に多く含まれており、サケは本来は白身の魚ですが、身が赤いのは体内に蓄積したアスタキサンチンの赤い色素によるものです。産卵のため急流を登る力をつけるために、海でアスタキサンチンを含む藻類などのエサを大量に摂取し、アスタキサンチンを筋肉に蓄え、エネルギーに変換するとされています。

また、カロテノイド(天然の色素成分)の種類は大変多く600種類以上が知られています。カロテノイドは緑黄色野菜の色が代表的で、赤や黄色、オレンジ色をしています。カロテノイドはアスタキサンチンの他、リコピンやルテイン、β-カロテン、ゼアキサンチンなどが広く知られています。

アスタキサンチンは生体内のタンパク質と結合して青灰色をしていますが、加熱すると本来の赤色に変色します。カニなどの甲殻類をボイルすると赤くなるのはこうした現象によるものです。

アスタキサンチンは、ノーベル化学賞を受賞したオーストリアの生化学者、リヒャルト・クーンによって1938年に発見されました。

近年はヘマトコッカス藻という藻類からアスタキサンチンを化学的に抽出することが可能になったため、サプリメントや健康食品、また、化粧水や美容液などの化粧品にも配合されています。

●アスタキサンチンの働き

期待される効果

  • 抗動脈硬化作用
  • 抗がん作用
  • 抗パーキンソン病作用
  • 睡眠改善作用
  • 美肌作用
  • 疲労改善作用

アスタキサンチンの持つ機能性について数々の研究が行われ、生活習慣病予防効果や、抗疲労作用、抗炎症作用、美肌作用などの効果が発表されています。

中でも特に注目されているのが、その強力な抗酸化作用です。アスタキサンチンの抗酸化作用はビタミンEの約550倍から約1000倍、野菜に含まれるβ(ベータ)‐カロテンの約40倍、コエンザイムQ10の約800倍という報告もあり、「自然界で最強の抗酸化成分」と呼ばれることもあるようです。

活性酸素は、細胞や脂質を酸化させ、ガンや動脈硬化など多くの病気に関係していることが明らかにされています。アスタキサンチンは、動物実験において、ガン細胞の増殖を抑制する効果や炎症反応抑制効果などが発見されています。活性酸素が原因となるすべての病気の予防、治療への効果が期待されています。また、今後は国内で医薬品として製剤化する動きもあるようです。

●費用その他

サプリメントが数多く発売されています。各製品の詳細を比較・検討されてからご使用されるのがよいでしょう。なお、重篤な副作用は現在まで報告されていません。

 

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