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月見草オイル Evening Primrose Oil

289_1[1]●月見草オイルとは

月見草はアカバナ科に属する北米原産の二年草で、正式名称はオオマツヨイグサです。欧米ではイブニング・プリムローズといい、薬用植物として扱われています。タ刻に黄色の花を咲かせ、翌朝にしぼむことから月見草と呼ばれてきました。アメリカ東部の先住民は、1000年以上も前から月見草の種子から取れるオイルを、外傷、咳や痛み止めの治療に用いてきました。 これが17世紀のヨーロッパに伝えられると、「王様の万能薬」と呼ばれ珍重されるようになりました。

月見草の種子には体内では合成できない不飽和脂肪酸、つまり食物から摂るべき必須脂肪酸であるリノール酸、ガンマ-リノレン酸が豊富に含まれています。リノール酸を多く含む植物油はサフラワー油(紅花油)、ひまわり油、ダイズ油、綿花油などがありますが、月見草の種子オイルには、それらにはないガンマ-リノレン酸が全脂肪酸の約8%を占めています。

●働き

期待される働きとして次の綱目があげられます。

・アトピー性皮膚炎の緩和

・アレルギー諸症状の緩和

・PMS(月経前症候群)の緩和

ガンマ-リノレン酸は、プロスタグランディン(生理活性物質)を産生する原料になります。プロスタグランディンは血圧を下げる、血小板の凝集を抑制する、気管支を拡張する、子宮を収縮する、腸管の動きを高めるなどの生理活性を調整しています。

私たちが日常的に摂るものとして、ガンマ-リノレン酸を含む食品はほとんどありません。食事からほどんど摂取できない栄養素であるため、体内でのガンマ-リノレン酸およびプロスタグランディンの生産量が足りなくなる場合があります。

プロスタグランディンが体内で不足した状態が続くと、全身に炎症が起こりやすくなる体質になることが判明しています。また、プロスタグランディンの減少はホルモンのバランスに変調をきたして、女性ではPMS(月経前症候群)引き起こすほか、アトピー性皮膚炎を発症しやすくなります。

月見草オイル(月見草油)に含まれるガンマ-リノレン酸は、アトピー性皮膚炎や、アレルギー性鼻炎などの、アレルギーによる炎症を改善する効果が期待できます。

EPA、DHAやアルファ-リノレン酸などの他の脂肪酸と比べてもガンマ-リノレン酸の炎症抑制効果は高いため、代替医療、補完療法として炎症体質を改善する際に使用されることが多いようです。

 

●費用その他

ガンマ-リノレン酸は酸化されやすいので、抗酸化作用を持つビタミンC・Eなどと一緒に摂りたいものです。

 

 

 

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