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ニンニク garlic

世界中で親しまれる高機能なハーブ

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ニンニクとは

古来より、強精食品として親しまれてきたニンニク(ガーリック)。エジプトのピラミッド建設の際には労働者にニンニクを与えたともいわれています。

原産地は中央アジアとも南ヨーロッパともいわれており、日本へは中国、朝鮮経由で伝えられ「古事記」、「日本書紀」の中にも記述があります。

コレステロール低下から高血圧、心臓病、さらにがん予防まで幅広い有用性で人気が高く、遥か昔から世界中の民族がその効能の恩恵に浴してきました。

現在、米国では3分の1以上の医療関係者が代替医療に何らかのハーブを使用しているといわれますが、ニンニクは医療関係者の間でも安全・安価なハーブとして高い評価を得ています。アメリカでは家庭常備の定番サプリメントとして、広く認知されています。

ニンニクには、アミノ酸の一種であるアリイン(alliin)が1%含まれ、アリナーゼという酵素によってアリシン(allicin)に転換され、独特のニンニク臭を発します。アリシンは抗微生物、抗ウィルス、抗酸化剤効果に重要な役割を示していることが明らかになっています。

ニンニクの抗がん作用

ニンニクは調理されたものより、生のほうがより有効に作用することが報告されています。ラットを使った研究で、一つのグループには生ガーリックを与え、別のグループに皮を剥いた直後料理したガーリックを与え、それぞれ発癌物質に曝したところ、生ガーリックグループでは発癌物質の影響が抑制されていることが分かっています。

ニンニクに含まれるジアリルトリスルフィド(DATS)は、ガン細胞の増殖を抑え、細胞を正常な状態に戻し、がん細胞を消滅させることがわかりました。現代標準医療ではがんの治療に化学薬品(抗癌剤)を使用しますが、副作用が大きな問題となっています。ニンニクの成分DATSを併用することで抗ガン剤の投与量を減らし、副作用を軽減する実験も進んでいます。

また、胃潰瘍の原因とされるヘリコバクター・ピロリ菌を殺菌する効力も確認されていますが、火を通したニンニクの場合は効果がかなり薄くなることが報告されています。

ノースカロライナ大学の研究者グループが、総計10万人以上を対象にした研究17件の分析で、ニンニクを多く摂った被験者はあまり摂らない者と比べ、胃がんの発生率が50%低かったという報告もあります。

また、米国アイオワ在住の女性42,000人を調べた調査では、週に少なくとも1度ガーリックを食べた場合、結腸がんに罹る危険性が35%低いことが明かになったと報告しています。

ニンニクには、凝血を阻止する作用も報告されています。(1玉あるいはパウダー800mgほどで正常の凝血作用に重要な機能を幾つか阻害する)ことから、出血を抑えるのに時間がかかるようになると警告されています。

多量に摂った場合は、消化器官に痛みが起こることも報告されています。また、HIV感染患者が薬剤療法中に摂取すると、薬剤の有効性を半減にすることが報告されています。

期待される働き

  • 高血圧改善
  • 抗がん、がん予防
  • 動脈硬化予防
  • 抗酸化、アンチエイジング
  • コレステロール低下
  • 疲労回復
  • 免疫力調整
  • 糖尿病改善、予防
  • 消化促進
  • ほか多数

費用その他

アメリカ政府が進めている、ガンに予防効果のある食品を探して有効な対策を作り出そうという国家プロジェクト「デザイナーフーズ計画」(アメリカ国立ガン研究所)では、研究対象である127種類の野菜のうち、ニンニクが「ガンになる危険性を少なくする効果がある最も重要な食物」であると発表され、一躍脚光を浴びました。

私たちがスーパーや八百屋でよく見かけるように、ニンニク自体は安価に入手可能です。成分を凝縮したサプリメントは若干高価になっています。健康維持に関して多くの効果をもつニンニク。食べた後の臭いが多少気になりますが、普段の食生活に習慣的に取り入れたいものです。

 

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