【代替医療ナビ.com】  

だいたいいりょうナビ / 代替医療とは現代医療を補完・代替する医療のことです。/ がん・糖尿病・アレルギーなどに対する世界各国の様々な代替医療や健康情報をお届けします。

*

カテキン  Catechin

11.11.8ryokutya%20hatake[1]●カテキンとは

カテキンは普段、私達が何気なく飲んでいる、緑茶の渋みや苦味成分のことです。
カテキンは、主に緑茶に多く含まれているポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があり、不規則な生活習慣やストレスによって増えすぎた活性酸素を抑え、生活習慣病の予防に役立つことで知られています。

ポリフェノールには、ぶどうやブルーベリーなどに含まれる青紫色の天然色素であるアントシアニンや、大豆などのマメ科植物に含まれるイソフラボンなどがあります。

緑茶カテキンの含有量は乾燥茶葉の8~15%で、上級煎茶に最も多く含まれることが明らかになりました。上級玉露や下級の番茶では含有量が少ないようです。緑茶に含まれる主なカテキンとして、強力な抗酸化力と抗菌力を持つエピガロカテキンガレードがあります。

緑茶と同じ茶葉から作られる紅茶やウーロン茶でもカテキンはとれますが、強力なパワー発揮するエピガロカテキンガレードの含有量では、緑茶が圧倒的に優れています。

カテキンは、強い抗酸化作用のほかにも、殺菌・抗菌作用や、体脂肪を減少させる働きを持つ成分として大きな注目を集めています。

カテキンの強い抗酸化作用は、代表的な抗酸化物質であるビタミンEの50倍もの力を持つといわれています。
この抗酸化作用を利用して、カテキンは食用油や肉、魚などの脂質の酸化を防ぐ品質保持剤としても使用されるほどです。

●働き

・コレステロールの増加を防ぐ

高血圧や糖尿病をはじめとする生活習慣病は、コレステロール値や中性脂肪値が高くなる脂血異常症が大きな原因だといわれています。カテキンはコレステロールの増加を妨げる効果を持っています。

血液中のコレステロールが増加すると、動脈硬化が進行します。その結果、心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる病気につながります。

カテキンは、肝臓でつくられる胆汁酸の排泄を促進し、血中のコレステロールの増加を防ぐ働きがあります。カテキンを摂取することによって、胆汁酸が再利用されず排泄されるため、コレステロールの増加を防ぎ、生活習慣病を予防する効果があります。

また、活性酸素の増加が生活習慣病を引き起こすといわれています。
活性酸素は、ストレス・紫外線・喫煙・過剰な運動などが原因で増加します。
本来活性酸素は、体の中に入ってきた細菌やウイルスを退治してくれる働きを持つため、私たちの体にとって必要なものですが、増えすぎるとその強力な力により細胞を傷付けてしまうのです。
また、活性酸素はコレステロールを酸化させ、生活習慣病を引き起こす原因にもなります。カテキンが持つ抗酸化作用は、活性酸素の増加を抑え、生活習慣病の予防に役立ちます。

 

・がんを抑制する働き

埼玉県立がんセンターの発表によると、所沢市民の緑茶摂取量を調査し、1日あたり3杯以下、4~9杯、10杯以上で解析した結果、男性・女性とも緑茶を10杯以上飲む人でのガン発生率は4割以上抑えられたという調査結果が報告されています。

また静岡県では、緑茶生産地である中川根町において、胃がんを発症する男性の割合が全国平均の約5分の1という調査結果が得られています。

 

・血糖値の上昇を抑える効果

血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の量を表す数値です。
不規則な生活習慣が原因で、血糖値が正常に保たれなくなると、糖尿病が引き起こされます。
生活習慣病のひとつであり、エネルギーとして使われるはずの糖がうまく細胞に取り入れられず、血液中に残ってしまい、血糖値が高くなる病気のことです。
糖尿病が悪化すると、全身の血管や神経などに悪影響を及ぼし、合併症や動脈硬化を引き起こしてしまいます。
カテキンは、唾液や膵液(すいえき)に含まれる消化酵素の働きを抑え、時間をかけて消化を行うことで、血糖値の上昇を抑える効果があるということです。

 

・肥満を予防する効果
カテキンには体脂肪を減少させる働きを持つほか、肥満や脂質異常症に対する効果が明らかになっています。2003年には日本栄養・食糧学会がカテキンの内蔵脂肪を現象させる効果について発表しています。
このようなカテキンの肥満予防効果を利用して、現在ではカテキンを配合した商品が特定保健用食品(トクホ)として流通し、ダイエット効果が期待されています。

●費用その他

アメリカの国立ガン研究所(NCI)ガン予防開発部では、1996年頃から緑茶カテキンのガン予防効果に注目しており、また、米国テキサス大学医学部のがんセンターではすでにフェーズIの臨床試験を実施しています。人体への安全性や最大投与量の確認を終了し、創薬に関する次のステップに進むそうです。

このように、カテキンには様々な効果効能があり、今日も世界中で研究されています。1日に10杯飲むことは難しいとしても、5杯ならなんとかいけるのではないでしょうか。

私たち日本人には日常的に緑茶を飲む文化・習慣がありますので、今後も日々継続して意識的に緑茶を飲み続けたいものです。

 

 - サプリメント・健康食品