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サメ軟骨 Shark cartilage

抗がん作用はあるか?

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サメ軟骨とは

サメは太古からほとんど姿を変えること無く生き抜いており、がんに罹らず強い生命力があることが知られています。また、サメの骨格は全て軟骨からできており、脊椎動物の中でもヤツメウナギなどの円口類に次ぐ原始的・古代的な生物とされています。この軟骨には、カルシウムやリン、血管や神経組織がありません。サメ軟骨がふつうの骨と大きく異る点となっています。

サメが強力な発ガン物質を投入したプールで何年間育ててもガンにならないことを、フロリダのモート海洋研究所の生化学者C・ルアー博士が確認しました。

新しい血管形成を阻止

がんは栄養補給路として新たな血管をがん組織の周囲につくりだします。ルアー博士の研究では、サメの軟骨は新しい血管形成を阻害することが明らかになりました。また、サメ軟骨には血管の形成を抑えるタンパク質が6~7種類あり、これがサメのガンに対する抵抗力の源であると発見されました。

しかし、その後の大規模なプラセボ比較臨床試験では、有効性に関し意見が分かれています。

サメ軟骨粉末に関して、血管新生阻害作用を期待できるとされる量(1日50~100g)を毎日摂取することは難しく、(特有で強烈な臭いや胃腸障害による吐き気などの副作用が強い)有用性は肯定されていません。サメ軟骨に含まれる血管新生阻害成分を抽出した製品が二重盲検試験で検討されていますが、現時点ではまだがん治療におけるはっきりとした有効性は得られていません。

代替医療としての働き

期待される効果は

サメ軟骨の主要成分はムコ多糖体で、コンドロイチン硫酸が構成成分です。中華料理で食べるフカヒレのプルプルした粘性部分が、サメ軟骨=ムコ多糖体です。コンドロイチン硫酸はタンパク質と結びつき、皮膚、血管壁、じん帯、関節、軟骨、眼球、粘膜、など各臓器に分布し、コラーゲンとともに結合組織を構成します。

そして各組織に保水性、潤滑性、弾力性を与え、栄養の吸収、代謝、骨の成長促進や抗炎症などの働きをし、老化を防止するとされます。医薬品としても広く用いられています。

新生血管形成によって悪化する乳がん、前立腺がん、膵臓(すいぞう)がんなどのがんや、関節リウマチ、糖尿病性網膜症などに効果を発揮するといわれています。

免疫力を高める効果も期待されており、サメ軟骨の粉末を投与すると、腫瘍(しゅよう)縮小と痛み緩和以外に、化学物質やウィルスに対して特殊な抗体をつくることが確認されています。

費用その他

コンドロイチン硫酸は加齢とともに体内での生産量が減ってきます。普段摂る食材にもコンドロイチン硫酸の含有量は少なく、化学的に合成することも難しいので、生物から分離・精製されたサプリメントに頼るのがよいでしょう。

純度が高く、品質の安定している製品を選びたいものです。

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