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高麗人参 ginseng

滋養強壮には高麗人参

朝鮮人参

高麗人参とは

野菜のニンジンとは全く別の種類である高麗人参は、ウコギ科に属しています。2000年以上も前から、韓国や中国北東部などの山岳地帯に自生していたと言われており、人が入ることのできない山奥に育つため収穫が難しく、現在市場で取引される高麗人参のほとんどは栽培されたものです。

収穫までには長期間の年月を必要とし、土地の栄養素をすべて吸収してしまうといわれています。そのため、一度高麗人参を栽培した土地は痩せてしまい、その後10年は作物を植えることができなってしまうとも伝えられています。

栽培にはおよそ四年ほどの月日を掛けた上で収穫されますが六年根も存在します。栽培物より天然物の方が薬効が強いのですが、天然物の採取は非常に困難で、高値で取引されているのが現状です。

高麗人参の歴史

昔から王侯貴族に珍重され、韓国の古代国家である高句麗では、健康に有用な植物として使用されたという記録が残っています。
また、古代中国では皇帝の滋養食として特に珍重されたのが高麗人参だったと伝えられています。

中国の医書「神農本草経」では高麗人参を高いランクの上薬として位置づけ、「五臓を養い…久しく服すれば身を軽くして長寿延年す」と、その優れた効能を記述しています。

日本には奈良時代に中国から天皇への貢ぎ物とし献上され、江戸時代になると幕府が輸入を開始したため、一般庶民の間にもその効能が知られるようになりました。

現在、高麗人参はさまざまな国で栽培されていますが、栽培に適した気候と土壌の条件を持つ韓国が、世界的に高品質の高麗人蔘を栽培する国として知られています。

日本でも江戸時代から栽培されており、福島県会津地方、長野県東信地方、島根県松江
市大根島などが高品質人参の産地として知られています。

高麗人参の働き

高麗人参に含まれる主な成分は、サポニン、アルカロイドなどの含窒素化合物、ビタミン、糖類などの炭水化物です。

中でも、別名ジンセノイドとも呼ばれる「サポニン」は、水と油を混ぜるような働きをすることから、天然の界面活性剤といわれます。サポニンは合成の界面活性剤と同じく、激しく泡だつ性質を持ち、汚れを落とすことができます。この汚れを落とす性質が体内に取り込まれることで、殺菌力や抗酸化力を発揮し、体の酸化を防ぎ、血管を拡げ全身の血行をよくするといった働きをすると考えられています。

また、このサポニンに、がんの発生の原因のひとつと考えられている活性酸素の発生や遺伝子の変異を抑制する効果があるとする研究報告が国内の複数の大学から発表されています。

サポニンには、抗酸化力を高め、新陳代謝を促し、肝臓や腸の解毒作用をサポートすると考えられます。また、高麗人参の窒素化合物にはがん細胞を攻撃する、免疫細胞の働きを強くする効果が見られるようです。

高麗人参にはサポニン以外にも、インスリンの働きを高める物質(アデノシン、ピログルタミン酸)や、血管を弛緩させる物質(AFG)なども含まれており、糖尿病の予防、冷え性の改善に効果が期待されています。


費用・その他

高麗人参そのものやサプリメントなどは、産地や栽培環境、栽培期間により品質レベルや価格に差があります。

広く情報を集め、よく吟味してからのご使用をおすすめします。

 

 

 

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