【代替医療ナビ.com】  

だいたいいりょうナビ / 代替医療とは現代医療を補完・代替する医療のことです。/ がん・糖尿病・アレルギーなどに対する世界各国の様々な代替医療や健康情報をお届けします。

*

DHA・EPA (ディー・エイチ・エー / イー・ピー・エー)

血栓を予防し、血液をサラサラに

DHA
DHAとは

DHAとは、ドコサヘキサエン酸を省略した呼び名で、不飽和脂肪酸の一種です。不飽和脂肪酸とは、主に魚の油に含まれている成分で生活習慣病予防の効果が期待されています。

日本人は、昔から魚を日常的に食べる食生活をしていたため不足することはあまり考えられませんでしたが、現代では、食事の欧米化により、以前よりも摂取量がかなり減ってきています。

魚の摂取量が減り、肉類の摂取量が増えたことにより、生活習慣病のリスクが上がっていることが問題視されています。DHAは脂質ですが、牛肉や豚肉などの動物性脂質とは違う性質を持っており、「血液中の中性脂肪を減らし、血液をさらさらにする」という効果に注目が集まっています。

EPAとは

EPAとは、エイコサペンタエン酸の略で、DHAと同様に多価不飽和脂肪酸の1つで、オメガ-3脂肪酸に分類されます。

構造上DHAと非常に似ていて、DHAの前躯体とも言われています。

EPAは、DHA同様に魚油に多く含まれる成分で、生活習慣病である心筋梗塞や脳梗塞、高血圧などの予防に効果があると言われています。血液中に中性脂肪や悪玉コレステロールが多く含まれたり、血糖値が高くなったりすることで、血液は粘性を増し、いわゆるドロドロの状態になります。ドロドロ状態となった血液は、血管のなかで固まりやすい状態となり、固まってしまったものを「血栓」といいます。その血栓によって血管がつまると心筋梗塞や脳梗塞といった恐い疾患につながるのです。EPAは、DHAに比べ、この血栓を作りにくくする作用が高いと言われています。

また、EPAは、気管支喘息や花粉症、アトピー性皮膚炎、生理痛の緩和などにも効果があることが分かってきました。EPAとDHAは、構造に多少の違いがあるのみで、効果効能や作用は非常に似ている成分です。「血栓をつくりにくくする」という効果にたいしては、EPAが勝っているようです。

DHA・EPAの必要性

DHAは体の中で合成できない「必須脂肪酸」のひとつです。

脂肪酸は、構造の違いによって、「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」の2つに大きく分類されます。不飽和脂肪酸の中で、不飽和炭素結合という結合構造を2つ以上もつものを「多価不飽和脂肪酸」と言います。多価不飽和脂肪酸は6種類あり、大きく以下の2つの系統に分類されます。

ω-6(オメガ-6)脂肪酸
1. ・リノール酸
2. ・γ-リノレン酸
3. ・アラキドン酸

ω-3(オメガ-3)脂肪酸
1. ・α-リノレン酸
2. ・EPA(エイコサペンタエン酸:Eicosa Pentaenoic Acid)
3. ・DHA(ドコサヘキサエン酸:Docosa Hexaenoic Acid)

この6種類の脂肪酸は、細胞膜やホルモンをつくる原料であり、体内で非常に重要な働きをしており、必要不可欠なものです。体内で合成できないために食事から摂取しなければならず、「必須脂肪酸」に分類されています。

ω-6脂肪酸は、リノール酸からγ-リノレン酸とアラキドン酸を合成することができます。ω-3脂肪酸では、α-リノレン酸からEPAとDHAを合成することができます。そのため、狭義では、リノール酸とα-リノレン酸のみを必須脂肪酸に分類しています。必須脂肪酸は、多くの代謝過程ではたらいているため、不足したり、バランスが悪かったりすると、体調を崩す原因になります。

期待される効果

・動脈硬化、高脂血圧などの予防や改善
・認知症の予防や改善
・アトピー性皮膚炎やアレルギー症状の改善
・脳の発達や記憶力、学習能力向上に対する効果
・がんの発生を予防し、転移を抑制する効果

費用その他

安価です。魚類は日本であれば入手に困ることはありません。濃縮された健康食品・サプリメントが販売されていますが、まずは日々の食生活に多くの青魚を取り入れたいものです。

 - サプリメント・健康食品