【代替医療ナビ.com】  

だいたいいりょうナビ / 代替医療とは現代医療を補完・代替する医療のことです。/ がん・糖尿病・アレルギーなどに対する世界各国の様々な代替医療や健康情報をお届けします。

*

クエン酸 citric acid

vitac[1]

●クエン酸とは

クエン酸は、酢や柑橘類に含まれる、さわやかな酸味の成分です。

とくにレモン、ライム、グレープフルーツなど柑橘類の果汁に多く含まれていて、梅干し、梅肉エキス、各種の酢にも含まれています。大きめのレモン1個には約4グラム、梅干し1個には約0.35グラムのクエン酸が含まれています。クエン酸は水に溶けやすく、熱に弱い性質があり、加熱すると壊れてしまいますのでくれぐれも加熱しないようにしてください。

多忙な現代人は、日ごろから働きすぎ、食べすぎ、飲みすぎなど、さまざまなストレスにより、クエン酸回路の循環が鈍くなっており、どうしても疲労がたまりやすくなっています。日本人は昔からハードな仕事やスボーツの後などに、レモンを丸ごとかじつたり、梅干しを食べるなど、肉体の疲れをとる健康食として疲労回復効果のあるクエン酸を利用してきました。

●ノーベル賞を受賞したクエン酸回路の発見

クエン酸における最大の健康効果は、肉体の疲労回復を早めることにあります。クエン酸はどのような働きによって疲労をとるのでしよぅか。

1953年、英国の化学者クレプス博士によって「約60兆個の細胞内でのエネルギー(ATP)を放出するプロセス」が発見され、クレプス博士はノーベル賞を受賞しました。その名を冠してクレプス回路ともいわれる、クエン酸(TCA)回路の働きが明らかにされました。

クエン酸回路とは、食べ物として取り込まれた栄養素を、アデノシン三リン酸(ATP)というエネルギーに変えるためのシステムです。細胞内にあるミトコンドリアという小器官の中で、呼吸で取り入れた酸素と腸管から吸収されたブドウ糖を利用して行われます。

●クエン酸回路がエネルギー(ATP)を生む

腸管から吸収された栄養素をエネルギーに変える方法には、解糖作用とクエン酸回路の2つがあります。体内に取り込まれた食べ物に含まれる糖質、タンパク質、脂質などの栄養素は、人間の体細胞が利用しやすいブドウ糖、アミノ酸、グリセリン、脂肪酸などに分解されますが、ブドウ糖はさらにピルビン酸(乳酸)に分解されていきます。 これを解糖作用といいます。

解糖作用の最終段階でできたピルピン酸は、クエン酸回路に入ると、クエン酸、アコニット酸、イソクエン酸、α-ケトグルタール酸、コハク酸、フマール酸、リンゴ酸、オキザロ酢酸と、順次さまざまなさんに変化しながらエネルギー(ATP)を産生し、最終的には炭酸ガスと水になって体外に排出されます。また、オキザロ酢酸はピルビン酸と反応して、クエン酸を再生します。

クエン酸回路には何よりもクエン酸の補給と、エネルギー代謝に欠かせないビタミンB群が必要であり、クエン酸回路が正常に機能していれば、疲労物質である乳酸が体内にたまりにくくなるのです。

●クエン酸の働き

期待される働きは次の通りです。

  • 疲労回復効果
  • 血流改善作用
  • 免疫力増強作用

 

●金属ミネラルの体内への取り込みを促進する

そのほか、クエン酸には体内に取り込まれた鉄やマグネシウムなどの金属ミネラルを、はさみ込んで吸収しやすくするキレート作用があります。 キレートとはギリシャ語で「力ニのはさみ」を意味する「ケーレー」が語源ですが、クエン酸がこれらのミネラル分をはさみ込んで、キレート化合物(鉄をヘム鉄)に変えることで、生体がより吸収しやすい形になるのです。

また、最近ではクエン酸の、血流をサラサラにして心筋梗塞や脳梗塞を予防したり、全身の免疫力を強化する働きが注目されています。

●費用その他

安価に購入可能です。掃除用の成分としても古くから利用されています。

健康食品として利用される場合は、食品グレード以上のものを購入されるのがよいでしょう。

 - サプリメント・健康食品