天竜峡温泉
天竜峡温泉(てんりゅうきょうおんせん/長野県)の特徴
天竜川随一の景勝地として知られる天龍峡沿いに、平成元年に湧き出した新しい温泉です。全部で10軒ほどの宿が点在する小規模な温泉地ですが、全国でも有数のラドン含有量の泉質は、長期湯治で多くの症状に効果があるといわれています。
天竜峡の渓谷美とラドン温泉
両岸に奇岩や岩壁がそびえ立ち、その間にある渓流を船が悠々と行き交う天龍峡は、まるで山水画のよう。いくつかの旅館やホテルは天竜峡にせり出すように建設されており、浴室や客室から天竜峡の絶景を堪能することができます。
天然ラドン泉は皮膚から直接有効成分が吸収され、鎮痛効果と解毒作用のある療養泉としても高い評価を得ています。源泉温は約31度、ph9.7のアルカリ泉で無色透明。飲用も可能で、かすかに硫黄の味がします。
さらに、JR飯田線「天竜峡駅」から続くゆるやかな階段沿いには飲食店やお土産店も並び、年間を通して多くの観光客で賑わいます。長野県南部では昼神温泉と双頭を成すといわれる名湯で、長期滞在の湯治や代替療法にもよいでしょう。
温泉街には天龍峡温泉スタンドも設置されており、100リットル108円で持ち帰ることも可能です。
天竜峡温泉の効能
- 胆石症
- 神経痛
- 関節痛
- 痛風
- 慢性皮膚病
- 運動マヒ
- 婦人病
- 高血圧症
- 動脈硬化など
天竜峡温泉の泉質・情報
泉質:単純弱放射能温泉
泉温:31℃
所在地:長野県飯田市天竜峡
交通:JR飯田線 天竜峡駅徒歩