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香りの効能

香りは「物質」だった!

香りは目に見えません。目に見えないものが体にいい影響や効果を及ぼしてくれるのかと思いがちです。ところが、香りは植物から抽出される精油(エッセンシャル オイル)に含まれている芳香分子によって匂ってくるのです。

芳香分子は、主に炭素、水素、酸素から作られています。この3つの分子が空気中を漂って匂いを発しています。つまり、香りは目に見えない「物質」といえるでしょう。

精油から生まれる香りは、その分子の組み合わせ方によって、さまざまな種類の芳香、各精油特有の作用を生み出しています。その組み合わせで、心身にもたらす影響や効用が変わってきます。各精油の効果を上手に利用しようというのがアロマテラピーなのです。

アロマテラピー

香りが体に入るとどうなる?

まず、香りは鼻腔を通って、その内側にある暝上皮に行きます。嗅上皮には嗅覚神経が集中していて、香りの情報を大脳辺縁系へ届けます。大脳辺縁系とは感 情や記憶をつかさどっているところです。続いて視床下部へ香りの信号が送られ、その香りの種類に対応する神経活性物質が放出されます。視床下部は、自律 神経系(内臓の働きを調整)や内分泌系 (ホルモンを分泌)も調整しています。

また、香りは鼻を経由して肺に届き、そこから血管を通って全身に芳香の成分が運ばれます。あるいは、皮膚に塗ったりアロマバスで使った精油が皮膚を通過 して血液中に入り、各器官や組織に広がっていきます。そして、芳香分子が皮下組織、毛細血管にまで浸透するのです。

気分をよくする

大脳は脳の一番外側にあります。その表面は大脳皮質と呼ばれ、言葉を話したり、創造的な活動をつかさどっています。大脳皮質の外側は大脳新皮質で、理性をつかさどっています。その大脳新皮質に包まれた 部分が大脳辺縁系で、暝脳と呼ばれていたことがあるように、匂いを嗅ぐ脳でちあり、 また、感情をつかさどっています。苦痛やストレスがあると大脳辺縁系が抑えられ、ストレス状態になります。そこでリラックス効果のある精油の香りを嗅いだ大脳辺縁系が視床下部によい影響を与え、気分をリラックスさせてくれるのです。

記憶を呼び起こす

大脳辺縁系は、感情だけでなく、記憶もつかさどっています。昔の恋人がつけていた香水の香りを嗅いで、そのときの気持ちを思い出したといった経験はありませんか?このように記憶と香りはリンクしているのです。

自律神経の調整と免疫力回復

自律神経とは、体温や体液のバランスをとったり、臓器をコン卜ロールする神経のこと。私たちの体の臓器は、自分の意思にかかわらず動き続けています。心臓が鼓動を打ち、胃腸が消化活動をしています。それもこれも自律神経のおかげなのです。 自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていて、通常はこの2つが一定のバランスを保ち合っていますが、そのバランスが何らかの原因で崩れると自律神経失調状態になります。

また、私たち人には本来、自然治癒力や免疫力が備わっていますが、リラックスした状態はもっとも免疫系がスムーズに働き、自然治癒力が高まります。 視床下部は、この自律神経系をつかさどる指令を発して調整しています。

ホルモンバランスの調整

女性の体は、女性ホルモンの変化に強く影響されています。また、女性特有の病気や卜ラブルに見舞われることも少なくありません。エッセンシャルオイル(精油)には、ホルモン調整作用のあるものが数多くあります。クラリセージ、フェンネル、力モミ一ルなどの精油は、内分泌系(脳下垂体や副腎、性腺などホルモ ンを分泌する器官)を刺激して、ホルモンバランスを整えてくれます。この分野では代替医療として多くのエッセンシャルオイルが使用されています。

ただし、ホルモン調整作用のある精油は、妊娠初期の使用はできません。安定期であっても、使用に際しては医師に相談する必要があります。

香りの好みで性格がわかる!? あなたの好きな香りのタイプは?

香りに対する感覚は、とても個人的なものです。ある人が「いい匂い」と感じる香りでも、別の人にとっては「不快な匂い」に感じることは、決して珍しくありません。たとえDNAが繋がっている親子間でさえ、いい匂いと不快な匂いは人により差があるでしょう。

香りの好みに関する興味深い研究報告があります。ドイツの化粧品・香料業界に関わる研究グループが行った調査によると、香りの嗜好性と性格には共通した傾向があったそうです。

たとえば、人とのコミュニケ一ションが好きな外交的なタイプは、フレッシュな香りを好み、静かで親しい友人以外とは深く付き合うことを好まない内向的なタイプは、オリエンタル系の香りを好む傾向があったそうです。さらに感情がうつろいやすく、夢見がちなタイプは、フロ一ラル系の香りを好む傾向がある、という結果でした。あなたはどのタイプの香りが好きですか?

 

 

 

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