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アロマテラピー 精油とは

 

ハーブから香りの有効成分を抽出

植物の中で、ハーブ(芳香植物)と呼ばれているものは約3500種類もあります。 精油(エッセンシャルオイル)の採れる植物は、このうちの約200種類だけなのです。 精油はそれらハーブの花、茎、葉、樹脂、樹皮などの細胞組織内にある小さな袋(油のう)に存在し、その部分から抽出された液体の芳香物質です。

精油は揮発性がありますが、油脂成分はないので、べたべたした感触はありません。すなわち、油ではなく、炭素の数が多く水に溶けないアルコ一ルといえます。ですから、水やお湯に精油を垂らすと分離してしまうのです。

精油は「植物のホルモン」ともいわれています。人間が生きていくうえで必要不可欠な各種ホルモンと同様、植物が生きるうえで精油成分は必要不可欠です。それぞれが害虫から身を守ったり、生殖活動 (受粉)のために必要であったりと役割をもっています。植物たちが太陽の光と大地の恵みから作り出した、神秘の香りの物質を凝縮したものが「精油」といえるでしよう。

精油は高すぎる?

精油は、1本の植物からほんのわずかしかな量しかとれません。例えばローズ・オットーの精油1滴は30〜50本分のバラの花びらが必要です。ですからエッセンシャルオイルの小さな容器1本が2000円程度のものから1万円を超えるものまで、高価なものになってしまうのです。

しかし、100%天然の成分で作られた精油は、たった1滴でも大きな効果を発揮することを思えば、その値段も納得がいくのではないでしょうか。

精油の抽出方法

①水上機蒸留法

水を熱してできた蒸気を冷却すると、不純物が取り除かれた蒸留水になります。この原理に基づいたものが水蒸気蒸留法。まず、原料植物を蒸留釜に入れ、下から熱い蒸気を噴射して熱を加えるます。すると水やそのほかの物質とともに蒸発した精油が、冷却されて容器に液体となってたまるのです。精油は水と分離して上部に浮くので、それを取り出します。

残った水は「ハーブウォーター」、「フローラルウォーター」と呼ばれ、化粧水などに利用されています。

②圧搾法

レモンやオレンジ、グレ一ブフルーツなどのかんきつ類の果皮を手や機械を使用して押しつぶし、果皮に存在する油のうの精油を集める方法。そのため、精油(エッセンシャルオイル) とは言わず、「エッセンス」と製品名が表記されていることが多くなっています。

③溶剤抽出法

ジャスミンやローズ・オットーなど、水蒸気蒸留法では抽出されにくいデリケー卜な花に用いられる方法です。

ヘキサンなどの揮発性溶剤に原料植物を入れ、一定時間浸した後、溶剤を除去すると、ろう状の固形物が得られます。これをアルコールで溶かして中の精油を抽出すると出来上がりです。この方法で抽出したものは精油とは言わず、植物名に「アブソリュー卜」をつけて呼ばれています。

 

100%天然の精油を選ぼう

最近、さまざまな業種の店でアロマテラピーコーナーを設置しているところが少なくありません。なかには100円均一のものや500円程度の安価すぎるボトルが売られていることがあります。しかし、これらの安価すぎる製品は100%天然のピュアなエッセンシャルオイルではなく、化学合成した香料が使われているものであったり、天然の成分が抜かれていたりと、人工的に加工、調整されて作られたものなのです。

こうした製品を利用して手軽にアロマテラピ一の雰囲気を楽しむことはできますが、 精油の成分が私たちの体内に直接入るのですから、やはり本物の精油で試してこそ本当の効果が得られるのです。アロマテラピー は「芳香療法」ですから、精油に含まれている有効成分と自然のもつエネルギーが命なのです。精油を選ぶときは、まず100%天然のものを選ぶようにしましょう。

100%天然のピュアなものとは、農薬や化学肥料、合成香料などの混入物がないものです。そのためには、野生のもの、または無農薬有機農法で栽培された植物から抽出された精油であり、それに何も加えず、何も除去していないものが理想的です。

精油が100%天然のピュアオイルであるかどうかは、製品に添付されている分析表を見れば一目瞭然です。ガスクロマ卜グラフィ一による成分分析で分かるのです。 ガスクロマ卜グラフィーとは、精油を揮発させながらその内容成分を分析する装置のことで、これで検査測定をして精油の構成成分がわかります。成分分析表が用意されていないメーカーは要注意と思ってください。

購入するときは、まずその店が質問にきちんと答えてくれるプロの店員を置いているかを判断したいものです。そうした店で精油を入手すれば、初心者でも間違いのないアロマテラピーを始めることができます。

 

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