精力減退
男性ホルモンの分泌を増やす・若返りのビタミンをとる
●男性にも女性のように更年期がある
精力減退は中高年男性が抱える代表的な悩みのひとつです。精力減退のおもな原因としては、
- 年齢(加齢) からくる男性ホルモンの分泌の低下によるもの
- 心理的なもの(心因性インポテンツなど)
- 糖尿病など慢性的な病気の影響によるもの
などが考えられます。
男性は25歳前後をピークに、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が徐々に衰えてきます。女性の場合には40歳代後半〜50歳代前半の閉経後に、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に落ち込んで、更年期症状を引き起こします。男性の場合も緩やかではありますが、同じような症状があらわれることがあり、これを男性更年期と呼ぶこともあります。
●糖尿病が原因で起こる精力減退もある
糖尿病は全身のだるさ、のどの渴きの症状とともに、インポテンツを伴う場合があります。これはブドウ糖をエネルギーとして取り込む機能が充分に働かず、自律神経障害を引き起こしたためと考えられます。したがって、精力減退は年齢のせいだと簡単に片づけずに、糖尿病の可能性についてもチェックが必要です。
分泌が低下したテストステロン(男性ホルモン)のレベルを上げるためには、細胞の若返り効果が期待される抗酸化作用のあるビタミン類や食品を日常摂るようにしたいものです。また男性ホルモンの産生や性腺の働きを活発にし、精子の運動性を向上させる微量栄養素のミネラル類をとることも有効だとされています。常に若々しい気分を保つ努力も、精力増強によい心身相関をもたらします。
●精力減退に効果的な代替医療・サプリメント
中高年のエネルギーを高め、若返り効果が期待されるサプリメント
ニンニク・亜鉛・マ力・エゾウコギ・ガラナ・ゴマ・スッポンエキス・セレン・ビール酵母・ビタミンE・ビ夕ミンB群・マ力・ローヤルゼリーなど