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さまざまな食事療法

食事療法にも様々な種類が存在します。このページでは世界のガン食事療法を紹介します。

ゲルソン療法

対象者は主にステージの進んだガン患者の方です。ゲルソン療法の特徴は次のとおりです。

①無塩・低塩食

醤油、塩、ソース、味噌などの塩分を含有する調味料を極力摂らない。また、味付けは無塩醤油や酢、にんにく、レモン、ハーブ、蜂蜜、黒砂糖などでを利用する。

②油脂類と動物性たんぱく質の制限

ゲルソン療法の開始初期は、亜麻仁油以外の油脂類(動物性および植物性油脂)、肉類、魚貝類、乳製品、卵など動物性たんぱく質を除去する。蛋白質はできるだけ雑穀類、野菜、果物の植物性たんぱく質または小麦由来品(おふ、グルテン)などから摂る。動物性たんぱく質は新鮮な子牛のレバーだけ食べても良い。

オーガニック小麦、できれば全粒粉を使用した手作りパンを摂る。ゲルソン療法をはじめて数ヵ月経った頃に状態をみながら、白身の魚、小魚(しらす、ちりめん)、かつおぶしなどを食べても良い。

③多種類・大量の野菜・果物ジュースを摂る

自然農法(完全無農薬、有機栽培)で作られた野菜(ニンジン、レモン、りんご、季節の菜物野菜)などの新鮮なジュースを1回につき200g以上、1日5回~13回飲む。また、ジャガイモと季節の野菜を、野菜が持つ水分だけで長い時間かけて低温加熱したヒポクラテススープを1日2回摂る。また、野菜はできる限り新鮮なものを生のままを摂り、酵素を大量に摂取する。

④コーヒー浣腸を1日数回行い、肝機能の回復と免疫力・自然治癒力を向上させる。

⑤アルコール、たばこ、カフェイン、精製された砂糖、人工的食品添加物(着色剤、保存剤)などの禁止

⑥芋類、未精白の麦類(オートミール)、全粒粉などの炭水化物、玄米、胚芽米、豆類などを中心とした食事を摂る。

 

済陽(わたよう)式食事療法

日本人医師である済陽高穂先生の提唱する抗がん食事療法です。済陽式の食事療法には、以下に挙げる9項目の決まりがあります。

①胃粘膜を発がんから守るために無塩に近い食事をとる

塩分のとりすぎは胃の粘膜を傷つけたり荒らしたりして、胃がんのリスクを高めると考えられているため、できる限り塩分をとらない。
人間の体に必要な塩分量は、魚介類や海藻に含まれる塩分でもじゅうぶん摂取できるため、味付けはできるかぎり塩や醤油などの調味料を控える。
また、塩分の代わりとして、かつおぶし、しいたけ、昆布などでしっかりダシをとったり、わさびやサンショウ、しょうがやなどの香辛料や薬味などを利用する。
魚の練り製品やハム、ソーセージなどにも多くの塩分が含まれているので、こうした加工品の利用も控える。

②動物性たんぱく質と動物性の脂肪を制限

豚・牛・羊など四足で歩く動物性脂肪を摂りすぎると悪玉コレステロールが増え、がんの危険性が高まる。また、近年の研究では動物性たんぱく質もがんのリスクを高めることが判明。
がんの患者は体質改善が進むまで、半年~1年間は四足歩行をする動物を食すことは一切禁止。
どうしても肉が食べたいときには、鶏ささみや皮なしの胸肉を食べる。魚は赤身魚は避けて、タラやヒラメなどの白身魚を選ぶようにする。カキ、エビ、イカ、タコなどを食べる際には量を通常の半分にする。

③無農薬で新鮮な野菜と果物を大量にとる

野菜や果物には、ポリフェノールやフラボノイド、カロテロイド、ビタミンCなどのがんの要因となる活性酸素を除去する働きを持っている。ファイトケミカルと呼ばれるこれらの栄養素を積極的に摂る。
野菜は加熱するとビタミンや酵素が失われるので、なるべく生で摂る。生野菜のサラダでは大量には食べられないので、ジュースにして効率よく摂る。旬の野菜と果物合わせて一日1.5リットルを目標に、最低でも1リットルは摂る。

④主食は玄米や胚芽米にしてイモや豆類も多くとる

米や麦の胚芽の主な成分はビタミンB1をはじめとするビタミンB群やビタミンE、腸内環境を整える食物繊維などの栄養素や酵素が豊富に含まれ、いずれもがんの改善に有効な成分。主食はそれらを丸ごと摂れる玄米ベースに考えるが、消化・吸収の機能が低下しているときは胚芽米でも構わない。パンは全粒小麦のものを選び、ビタミンや食物繊維が多く含まれる芋類も多く摂る。

大豆には大豆イソフラボンが含まれていて、あらゆるガンの抑制に効果的なので、豆腐や納豆などの大豆製品は毎日欠かさず食べる。

⑤ヨーグルト・きのこ・海藻類を多くとる

免疫力の約70%は腸内細菌が関係しているといわれていて、腸内バランスが崩れると、悪玉菌が増加して免疫力が低下。そのため、善玉菌を増やす乳酸菌を含むヨーグルトを毎日300gを目安にとる。
きのこは、最も野生に近い栽培方法である、原木しいたけを食べる。きのこに含まれるβグルカンには、免疫力活性効果があり、また豊富な食物繊維が腸の運動を活性化し免疫力を高める。
フコイダンを効果的に摂るために、海藻では根昆布を多く食べる。

⑥ビール酵母・レモン・ハチミツをとる

クエン酸を多く含むレモンを多く摂る。レモンは野菜ジュースなどに混ぜるなどして、一日につき2個は摂るようにする。
ハチミツも滋養強壮食品であり、一日大さじ2杯を目処にとる。ハチミツはビタミン・ミネラル・オリゴ糖、さらには免疫を賦活するといわれている花粉を多く含んでいる。
アミノ酸を補給するため、ビール酵母からつくられた「エビオス錠」一日に20錠を目安にとる。

⑦油は体内で酸化しにくいオリーブ油、ゴマ油、ナタネ油にする

大豆油やコーン油、綿実油などは、摂りすぎるとがんや生活習慣病の要因となりうるリノール酸が多く含まれている。これらの油を避けて、オレイン酸が豊富なオリーブ油やごま油、菜種油を使用する。
マーガリンやショートニング、スナック菓子などに多く含まれるトランス脂肪酸も、動脈硬化などのリスクが高まると指摘されているためなるべく摂らない。

⑧水道水は避け、自然水を飲む

水分摂取は代謝に不可欠。ただし、塩素やフッ素などが添加されている水道水は避け、できる限り清浄な環境の井戸水や湧き水などの自然水か、ミネラルウォーターを飲むようにする。水道水を飲む場合は浄水器を利用する。

⑨禁煙・禁酒を心がける

アルコールは、消化器の壁を傷めて、解毒や代謝作用など肝臓の働きを悪くするため、アルコール類は一切禁止。症状が改善すれば週一度くらい適量の飲酒はできるようになるため、半年から1年は我慢する。
なお、タバコについてはガンに限らず、健康にとって良いことはひとつもない。禁煙はがんの食事療法の大前提となる。

 

 

 

 

 

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