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がんにならない30の習慣⑥

がんになるかならないかは毎日の習慣で決まる

㉖適度な日光浴と食品やサプリメントでビタミンDを補給する

補完療法 日光

最近、がんの予防効果や感染症などの病気予防に注目が集まっているものに「ビタミンD」があります。

きっかけとなったのは、1980年代に発表された「紫外線をよく浴びる地域では、大腸がんの死亡率が少ない」という研究報告です。

ビタミンDとは、青魚やキノコ類などに多く含まれるビタミンです。名前はビタミンですが、実際はホルモンのよぅな働きをもつ物質で、紫外線を浴びることで人の体内でも合成されます。そのため、紫外線を多く浴びる地域ではビタミンDの合成が盛んで、それががん死亡率低下に関係しているのではないかと推論されたわけです。

その後、ビタミンDに関するさまざまな研究が重ねられ、アメリカの国立がん研究所(NCI)の1万7000人を対象にした調査では、ビタミンDの血中濃度が高い人は、低い人に比べて大腸がんの死亡率が75%低下すると報告されています。

他の研究でも乳がん、卵巣がん、前立腺がん、食道がんなど、多くのがんでビタミンDにより死亡率か下かるというデータがあります。

近年、日本では、女性を中心にビタミンDが不足している人が増えているという指摘があります。これは紫外線がシミ、シワといった皮膚の老化を引き起こすことが知られるようになり、日光を避ける風潮が強まっていることも一因です。

しかし、がん予防という点からすれば、必要なビタミンDを生成するために、過度な日焼けは別にして、適度に日光に当たることは有用といえます。

日光に当たるといっても日焼けをするほど長時間、紫外線に当たる必要はまったくありません。国立環境研究所では、ビタミンDの必要量を体内生成できる日光浴の時間を、地域や季節ごとに算出しています。 たとえぼ関東地方では、紫外線の強い夏場は朝や夕方に5分ほど、紫外線が弱まる冬場は日の高い時間に20分程度日光に当たれば、必要なビタミンDをつくることができます。日光に当たる場所も、手や脚、腕など一部の皮膚で大丈夫です。

またビタミンDは一度生成されると、一定期間は体内に蓄積されますので、毎日ではなくても構いません。天気のいい日にウォーキングや散歩などをして少し長めに日光に当たるように心がけるのもよさそうです。

仕事などで日光に当たる時間がとれない人や、ビタミンDの合成が少なくなる高齢者ではビタミンDのサプリメントを代替医療・補完療法として利用する方法もあります。ビタミンDにはがん予防の他にも風邪や胃腸炎などの感染症を予防する効果もあり、免疫力を上げる漢方薬として有名な補中益気湯などと併用するとより一層、感染症予防ができます。

㉗カフェインのとり過ぎに注意する

補完療法 カフェイン

私たちが日常親しんでいる身近なコーヒーや緑茶などで、がん予防効果があるという研究結果もさまざまなものがありますが、嬉しい効果の一方で、コーヒーやお茶の飲み過ぎにはデメリットも多くあります。

胃が荒れたり、睡眠を阻害して高血圧などが悪化したりするという説もあり、またコーヒーによって膀胱がんのリスク上昇を示す研究もあります。 コーヒーや緑茶、紅茶などのカフェインが含有されている飲み物では利尿作用が強く、脱水を助長することが多くあることが一番の欠点とされています。特に便秘傾向の方が、便秘予防の水分摂取にコーヒーや綠茶などを飲んだりするのであれば、脱水を引き起こし逆効果となってしまいます。

現在のところ、コーヒーや緑茶はがん予防のためにガブガブ飲むほどいいというわけではなさそうです。1日何回かのコーヒーブレイクやティータイムに一息ついてリラックスする、という付き合い方が望ましいといえます。

 

㉘熱過ぎる食べ物や飲み物に注意する

代替医療 鍋物

食べ物の種類ではありませんが、飲食物の温度にも気をつけたいことがあります。それは「熱過ぎる食べ物.飲み物」をとらない、ということです。

誰でも一度くらいは経験があるかと思いますが、沸騰したてのような熱さの飲み物や汁物をうっかり口にすると、ロの中から、場合によっては食道のあたりまでピリピリと痛くなります。これは舌やのど、食道を火傷しているのと同じです。

こうした火傷を何度も繰り返していると、口腔や咽頭、食道の粘膜が傷つき、炎症が起こって食道がんや咽頭がんになりやすい状態をつくってしまいます。

国立がん研究センターの大規模調査でも、「熱い飲食物」が食道がんのリスクを高めることが「ほぼ確実」となっています。食道がんの他にも、咽頭がんや喉頭がんもリスクが上がると予想されます。

特に寒い季節には、熱々の鍋や煮込み料理、よく加熱したスープ類やシチュー、熱いお茶、おかゆなどをとる機会が増えます。こうした料理や飲食物は、ロに入れても刺激を感じない程度に冷ましてからとるようにしましよう。

ただし、よく「自分は猫舌」という人がいるように、ロに入れるものの温度の感覚は人によって感じ方に差があります。また、これまで熱い物を好んできた人は、慣れによって熱さを感じにくくなっている場合も考えられます。

シニア層の方で時々「お茶は熱くないと…」という人がいますが、そういう人は意識して「熱い」ではなく「温かい」と感じる温度を心がけたほうがいいかもしれません。

 

㉙マーガリンなどの悪い油をとらない

補完療法 マーガリン

普段日常的に摂取している油にも気をつけてみることがとても大切です。特にマーガリンにはトランス脂肪酸と呼ばれるいわゆる錆びた油が大量に含まれていますので、体にとって有害であることがわかっています。

マーガリンは植物油を原料にしていますが、これら植物油の主成分となる脂肪酸は不飽和脂肪酸と呼ばれる酸化しやすい成分ですので、 体を鋳びさせてしまい、発がんにつながる可能性があります。マーガリンなどのトランス脂肪酸が多く含まれているものはプラスチックと似た構造をしています。プラスチックは元々自然界には存在しないものであり、地中に埋めても分解されないものでもありますので、そのような物質が体内に入ってくるということを考えると恐ろしいことだと思われます。

喫茶店やコーヒー店などでコーヒーを注文する付いてくる、コーヒーフレッシュというミルク代わりになるものがありますが、これもトランス脂肪酸を多く含む鎮びた油の代表的なものです。コーヒーフレッシュは見た目は牛乳や生クリームのように見えますが、実は牛乳や生クリームなどは一切入っていません。つくり方としては、植物油と水を混ぜますが、水と油は分離する性質があるので、そこに乳化剤を添加します。すると水と油が混ざって白く濁り、とろみをつけるために増粘多糖類を入れて、いかにもクリームのようにします。そのような液体にミルクの香りをつけるために香料を入れて、さらに日持ちをさせるためにPh調整剤を入れます。

このようにコーヒーフレッシュは乳化剤や増粘剤、サラダ油と水などでできており、ミルク仕立てのトランス脂肪酸の塊といえます。原価が安いためコーヒーショップなどに大量に「常温で」置かれています。常温で長期間置いておけるというのもミルクではない証拠であり、多くの添加物が含まれていることを証明しています。錆びた油の摂取は極力避けたいものです。

 

㉚定期的な検査を家族皆で行う

補完療法 癌 家族

生涯で2人に1人ががんになるという今の時代、がん検診などの定期的な検査が大切なことは、言われなくてもわかっているという人が多いと思います。しかし現在、日本でがん検診を定期的に受けている人は、全体でまだ2〜3割程度というのが現実です。

たとえば乳がん検診では、アメリカの受診率は70〜80%といわれます。検診によって早期発見・早期治療が可能になり、アメリカの乳がんによる死亡率は徐々に低下してきています。イギリスやオランダなどの欧米先進国も、アメリカと同様の受診率を誇っています。 それに対して、日本での乳がん検診受診率はわずか20%前後です。子宮頸がん検診もほぼ同じような数値です。

国のほうでも、がん検診の受診を増やそうと種々のキャンペーンを行っており、以前に比べれば検診受診者は増えています。男性の胃がん、大腸がん検診の受診率は30%前後、肺がん検診も25%に上ります。それでも欧米の水準に比べると、まだまだ少ないといわざるを得ません。

昨年行われた内閣府の調査によると、がん検診を受けない理由でもっとも多いのは「受ける時間がないから」(47%)で、そして「がんだとわかるのが怖いから」(36%) がそれに次いでいます。

確かに、働き盛りの年代では検診のための時間を捻出するのもたいへん、というのも理解できます。しかし万一、がんやその他の病気を発症してしまえば、治療のために多大な時間や労力をとられ、金銭的な負担や精神的な負担が重くのしかかります。

定期的な検査によって体のコンディションをいい状態に保ったり、異常が見つかった時は早い段階で治療を行えば、トータルでみれば時間や労力のロスを最小限にできますので、むしろ効率的といえるでしょう。

家族で年間予定を立てる際に、定期的な検査を先に入れてしまうのがコツではないでしょうか。健康であるからこそ、仕事ができ、私生活を楽しめ、心の充足が生まれるということはいうまでもありません。

常日頃、「家族を人切にしている」と言っていたり、実際に休日にどこかに連れて行ったりと家族サービスをマメに行っている方は多くいますが、自分の体や健康に対して普段から十分に気をつけず、定期的な検査も受けないような方は、実は家族に対してかなり無責任であるといわざるを得ません。

病気になってから慌てたのでは、その後の家族に肉体的、精神的、金銭的な大きな負担がのしかかってしまうからです。

「がんだとわかるのが怖い」という理由もありますが、がんが怖いのは、命にかかわる状態にがんが進行するまで放置しているからです。多くのがんは早い段階でわかれば、治療が可能です。また、定期検査で異常がないとわかれば本物の安心が得られるわけですから、 いたずらに検査を恐れるのは無益なことです。

他に、がん検診未受診の理由には「健康状態に自信があり必要性を感じない」(35%) という回答もありましたが、これも何度も繰り返すように、早期のがんには自覚症伏がほとんどありません。健康状態に自信がある・ないにかかわらず、受けておくべきなのが定期的な検査です。

日頃から、定期的な検査や健康維持に必要な検査を活用し、積極的に予防に取り組んでいくことが重要です。

 

 

 

 

 - 癌にならない30の方法