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だいたいいりょうナビ / 代替医療とは現代医療を補完・代替する医療のことです。/ がん・糖尿病・アレルギーなどに対する世界各国の様々な代替医療や健康情報をお届けします。

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がんにならない30の習慣⑤

がんになるかならないかは毎日の習慣で決まる

㉑肉や魚の「焦げ」や食品添加物はなるべく避ける

補完療法 がん

肉や魚を加熱して黒く焦げた部分には、複数の発がん物質が含まれるといわれています。たとえば、肉などを高温で加熱した時にできるヘテロサイクリックアミンという化学物質は、動物実験で発がん性が確認されています。

同じように、焦げの部分にできる多環芳香族炭化水素という物質も、WHOの「がん発生との関連についての科学的根拠に基づく評価」で、摂取することでがんが発生する「可能性あり/根拠不十分」に分類されています。

これらを参照すると、肉類や魚などのたんぱく質の黒く焦げた部分は基本的には避けたほうが無難です。しかしながら、がんが発生する可能性ありとされるのは、焦げをお皿に一杯食べるなど、大量にとった場合です。実際にはそんな食べ方をする人はまずいないと思いますので、日常の食宅ではそれほど神経質に気にしなくてもいいでしよう。

真っ黒な焦げを積極的に食べる人は少ないと思われますが、こんがりきつね色の焦げ方を避けるように心がけるだけで発がんのリスクを下げる可能性があり、体にはいいと考えられています。

また、食品の加工や流通の過程で添加されている食品添加物にも、いくつか発癌の可能性や副作用を指摘されているものがあります。

例を挙げると、ダイエットタイプの飲料や食品などに使用されている人工甘味料であるアスパルテームがあります。アスパルテームは砂糖の約200倍の甘さがあるため、使用量が砂糖の200分の1ほどで済むことから「カロリーゼロ」を表示するダイエット飲料や食品、糖尿病の治療食品などに使用されることが多くあります。しかし、腎機能障害の可能性が示唆されたり、男性不妊の原因である精子数の減少を引き起こしたりする可能性も指摘されています。

その他にも赤色〇号、黄色○号といった合成着色料である夕—ル系色素は原材料が石油であり、少量でムラなく色が出るのが利点とされています。その他発色剤、防カビ剤、酸化防止剤、漂白剤なども発ガンの可能性が指摘されていますので注意が必要です。

これらの食品添加物も避けるに越したことはありませんので、食品表示を見て危険な添加物が入っている品を選ばないように心がけるといいと思います。食品添加物は極力避けていくのが自分を守る自己防衛となりますので気をつけましょう。

 

㉒食事からとりにくいビタミンB・C・Dはサプリメントで積極的に補う

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最近では、土壌がやせてきていることなどもあり、野菜や果物を摂取するだけでは体に必要なビタミンやミネラルが十分に摂取できなくなっています。そのため、不足している栄養素などをサプリメントで補う必要があります。

筋肉の元となるたんぱく質吸収に必須のビタミンB6、抗酸化作用のあるビタミンC、感染症予防などに役立つビタミンDなどは食事で補えない部分をサプリメントとして補うことが重要となってきます。

がんとの関連でいえば、特定の食品や栄養成分のサプリメントを「これさえとっておけばいい」と過信するのは危険な考え方です。がんの予防は、なにかひとつの食品や栄養素で実現するものではありません。抗酸化作用のあるビ夕ミンCや抗ウイルス作用のあるビタミンDなどを日常から定期的に摂取する習慣を身につけるとよいでしょう。

幅広い食品やサプリメントを食事で補えない部分をバランスよく補うなどの地道な取り組の積み重ねが「がんになりにくい体」をつくるのです。

 

㉓便秘を改善する

代替医療がん

よく健康の秘訣として「快眠、快食、快便」といわれることがありますが、がんを予防するためにも、排便の習慣は非常に重要です。特に便秘と大腸がんには深いかかわりがあることがわかっています。

大腸がんができやすい場所は、約7割が肛門に近い直腸S状結腸という部分です。これらの部位は、便が長時間留まりやすい場所です。便が長く腸に留まっている人、つまり慢性的に便秘を抱えている人は、発がんと関係する便が直腸やS状結腸に留まる時間が長くなるため、それだけ発がんリスクが高まると考えられます。

欧米人に比べ長い腸をもつ日本人は、どうしても便をため込みやすく便秘をしやすい傾向にあります。便秘になりやすい人は意識して排便を習慣にしていく必要があるでしょう。

便秘の解消でもっとも重要なのは、食事や生活をしっかり見直すことです。安易に市販の便秘薬や病院で処方される下剤に頼ってしまうと下剤依存の状態になり、かえって便秘を悪化させることがあります。

水分を多くとる

大腸というのは便の水分を吸収し便を固形にする臓器です。日常的に水分摂取が少ないと、大腸での水分吸収によって便が硬くなり、便秘を起こしやすくなります。

水分摂取の方法としておすすめしたいのは、まず朝起きてから常温の水をコップ1杯飲むことです。朝起きたての時は体温が一番低下していますので、冷たい水ではなく、常温の水を飲むことかひとつのポイントです。水を飲むことで胃が刺激されると胃が動き始め、さらに胃が動くと大腸も煽動を始めて排便を促します。これを医学用語で「胃・結腸反射」といいます。

それに加えて每食前にコップ1〜2杯の水を飲むことです。これは食べ過ぎを抑える効果もあります。さらに日中に低でも1日で合計1.5〜2Lの水分がとれます。

水分は、そのままの水でもいいですし、白湯や麦茶や玄米茶などでもいいでしよう。ただしカフェインを含むコーヒー、紅茶、緑茶には利尿作用があり、水分を体外に出してしまう働きがあるので水分補給には向きませんし、むしろマイナスとなってしまいますので注意が必要です。

食物繊維を多くとる

⑩の項でも触れましたが、食物繊維は便秘解消には欠かせない成分です。 小腸で消化されずに便のカサを増やす他、水分を包み込んでふっくらした便をつくるのにも役立っているのが、この食物繊維です。

食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。読んで字のごとく、水に溶けない食物繊維と水に溶ける食物繊維です。豆類を代表として、おからや枝豆、干ししいたけなどやレタスや大根などの野菜類に多い不溶性食物繊維と、昆布、ワカメなどの海藻類やリンゴなどの熟した果実に多い水溶性食物繊維がありますが、不溶性と水溶性を2対1の割合でとるのが理想です。

食物繊維の摂取を増やすには、野菜や果物をミキサーにかけて飲む、青汁やファィバー製品などの食物繊維を含む健康補助食品を活用する、という方法もおすすめです。

腸内の善玉菌を増やす

大腸には100億とも1000億ともいわれる、膨大な数の腸内細菌がいます。腸内細菌にはいわゆる善玉菌と悪玉菌とがあり、悪玉菌が多いほど腸内環境が悪くなり、便秘を招きやすくなります。善玉菌の代表といえば、ビフィズス菌です。薬局などで市販されているビオフェルミンといった製品でビフィズス菌をとると、腸内環境を整えるのにとても役立ちます。

ビタミンCやオリーブオイルをとる

ビタミンCは腸内で分解される際にガスを発生させ、これが腸を刺激して腸の動きを活発にするため便秘解消に有効です。またオリーブオイルも腸を刺激して排便をスムーズにしてくれます。おすすめはエキストラバージンオリーブオイルです。サラダに加えたり、パンにつけて食べたりするといいでしょう。

さまざまな方法で便秘を改善すると、発ガンのリスクを低下させることができますので試してみてください。

 

㉔さまざまなウイルス感染に気をつける

補完療法 癌

がんの中には、ウイルスや細菌への感染が原因のものがいくつもあります。がんを起こす細菌であるウイルスを知って感染予防をする他、感染がわかった時は早めに適切な治療を受けることが大切です。

まず、胃がんを引き起こす細菌として有名なのがピロリ菌です。ピロリ菌はらせん状をした細菌で、4〜8本のしっぽのような繊毛があります。このしっぽをヘリコプ夕ーのように回転させて移動することから「へリコバクター・ピロリ」と名づけられています。日本では年齢が上がるにつれてピロリ菌感染者の割合が増え、40歲以上では約70%の人が感染しているといわれます。平均すると全国民の約半数が感染している計算になります。

ピロリ菌が胃に感染すると慢性的な胃の炎症が続くようになり、次第に胃粘膜が萎縮し薄くなっていきます。胃粘膜が萎縮すると、胃酸の分泌が減少して消化不良や胃の不快感などの症状が現れます。

また一度ピロリ菌に感染すると、時間の経過とともに胃粘膜の萎縮が進み、粘膜の炎症も持続して、胃がんの発生リスクが高くなります。ピロリ感染者の胃がんリスクは、未感染者の約10倍以上にも上ります。

ピロリ菌は、人から人への経口感染(ロからロ)や、井戸水などが感染源になります。 家族内で食べ物を口移しすることで親や祖父母から子どもへ感染することが多く、ほとんどが5歳頃までの幼少時に感染すると考えられています。感染を予防するには、口移しなどをしないことや井戸水などを飲まないことなどが挙げられ、胃内視鏡検査をしてピロリ菌の有無を確認しておくことが大変重要です。

また、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスも、がんを引き起こす代表的なウイルスです。これらに感染すると、特にC型肝炎で慢性の肝炎が起こり、その一部が肝硬変、肝臓がんに進行することがあります。これらのウイルスは感染しても初期の段階ではまず自覚症状がないので、やはり検査を受けて感染の有無を知ることが有効な対策になります。

若い女性に多い子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスへの感染が原因で発症することが多いとされています。これは性交渉によって感染するウイルスなので、不特定多数との性交渉を避けて正しく避妊具を使う、定期的に検査を受ける、といったことが予防につながります。

 

㉕女性は30歳を過ぎたら乳がん検査を受ける

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乳がんは30歳前半から徐々に増ぇ始め、他のがんに比べて比較的若い頃から注意が必要ながんの代表です。

乳がんの検査で一般的なのが、マンモグラフィと超音波検査です。視触診という方法もありますが、見て触れて診断できるぐらいの乳がんはすでにかなり進行していることが多く、死亡率を下げる効果はないという結果が出ています。

マンモグラフィとは、乳房専用のX線検査のことで、専用の装置で乳房を挟むようにして撮影するため、多少の痛みを感じることもあります。マンモグラフィは乳がんを白く描出しますが、乳腺も同様に白く写し出されてしまいます。そのため乳腺密度が濃いと乳腺の中に乳がんが隠れてしまい、発見しづらくなってしまいます。日本女性は欧米女性と比ベて乳腺密度が濃い人が多いため、マンモグラフィによる検査が比較的不得意とされています。

一方、超音波検査は、乳腺密度に影響をあまり受けずに検査を行えるという特徴があり、 被ばくもしないため気軽に行える検査だといえます。しかしながら、検査精度が実際に検査を行う技師の技量にかかってきますので、その点は注意が必要です。現在のところ、超音波検査を用いた乳がん検診において死亡率を有意に減少させるといデー夕がまだほとんどないため、その有用性は今後の検証によるところと期待されています。

乳がんは乳房MRI検査が現在のところ発見率が一番高いともいわれていますが、こちらもまだ新しい検査方法のため十分なデー夕がなく、今後のデー夕の蓄積が望まれる検査のひとつだといえます。乳房MRI検査は磁気で撮影するため、被ばくしないという利点がありますが、検査費用が比較的高く、撮影時間もマンモグラフィに比べて長く、検査を行える施設が限られているため、大人数を安価にさばく集団検診には不向きだといえます。

世界的に検証されたデータが多いマンモグラフィは検診を継続的に行うと死亡率を20%ほど低下させるといデータもありますので、30歳を過ぎたら一度はマンモグラフィと超音波検査を受けてみることをおすすめします。マンモグラフィを受けてみると自分の乳腺密度が濃いのか薄いのかがわかりますし、薄い場合はマンモグラフィが自分にとって有用な乳がん検査だと認識でき、濃い場合は自費負担となりますが乳房MRI検査などに今後切り替えるきっかけになると思います。

マンモグラフィを受けることによって、がんの有無だけではなく、自分の乳腺の状態を知ることができ、今後受けるベき乳がん検査の戦略を立てることができるという点では非常に有益なことだといえます。ただ漫然とマンモグラフフィを受けるのではなく、マンモグラフィの利点、欠点をきちんと理解したうえで検査を受けるようにすることをおすすめし ます。

 

 - 癌にならない30の方法