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ホメオパシーを理解するためのポイント

ヨーロッパでは医薬品扱いで法的規制のあるホメオパシー

ホメオパシー薬である「 レメディ」は日本では食品扱いのため、制度上は誰でも購入することができます。ホメオパシーで適切な代替医療を受けるために、心得ておきたいポイントをご紹介します。

・ホメオパシーは、誰もが持つ自然治癒力に働きかける代替医療

本来、人間には病気になっても自分で治る力があり、この治る力は自然治癒力と呼ばれています。ホメオパシーはこの自然治癒力に慟きかけ、体の中で滞っている治る力を発動させて病気を回復させる代替療法です。いろいろな症状を抱えた方がいるので一概には説明できませんが、例えば、うつ病は西洋医学的には杭うつ剤などの薬で症状を抑える対症療法が主体ですが、患者さん本人の持っている自然治癒力が働いて、自分で変わつていくというのが、ホメ才パシーにおける回復です。

・ホメオパシー医学では、似たものが似たものを治すという原則がある

サミュエル・ハーネマンは医学書を翻訳しているときに「マラリアに対してキナ皮が有効」という記述に出会い、自分でキナ皮を服用してみました。するとマラリア特有の症状が次々と発現したのですが、こうした症状が2~3時間続き、やがて消失するという経験をしました。

このことからハーネマンは、病気を治療する薬はそれを健康な人に投与した場合、その病気と同じような症状を引き起こし、 そこから治癒が起こるという原則を見いだしたのです。

・ホメオパシーでは、最小限の投与で効果を導くという原則がある

ハーネマンは、物質をどのくらい希釈すれば危険がなく、治療効果を期待できるかという臨床実験を行った結果、途方もなく希釈しても薬効は消えることなく、かえって効力が増すということを発見しました。さらに、希釈した溶液を振ること(振とう)によって薬効が高まることも発見したのです。

・ホメオパシーは個別的に、その人の全体の調整を行う医療

疾患を抱えた方が診察室にみえたその瞬間から、ホメオパシーは始まっています。そして顔色や表情、物腰や言葉つきなどから、カギとなる症状に最適なレメディを選んで処方します。

この過程はコンサルテーションと呼び、個別的に患者さんを診ながら、その患者さんに最も合ったたレメディを見つけます。

・ホメオパシーは症状や疾患だけでなく、病気の人全体に焦点を当てる

西洋医学は、科学的根拠を大前提として行われてきた結果、熱が出れば解熱剤という対症療法を発展させてきました。一方、ホメオパシーは治療者は患者さんの症状や疾患だけではなく、病気の人全体に焦点を当て、全人的、包括的に理解し、共有の場をつくりながら病気の人そのものを治療していくという考え方が基本です。

・ホメオパシーは症状に細かく対応した、ひとりひとり個別の治療が可能

ホメオパシーは、人間まるごとを捉えられないとレメディが決まりません。例えば腰が痛いといっても、その痛みには色々な要因があります。身体的な使いすぎによる疲労なのか、腎臓かどこか内臓に異常があるのかなど、様々な要因が考えられます。そこへいたる判断というのは、その人をまるごと観ていかないとできません。

・患者と治療者間の関係が大切で、人と人との共鳴が回復をもたらす

ホメオパシーの診断で最も重要なことは、患者さんの直接の訴えとともに、内在的な訴えにも耳を傾け、その訴えに適応するレメディを見つけることです。その際には身体的症状だけではなく、心理的、社会的な面を含めてその人を包括的に理解し、それに適したレメディを選んで処方するというプロセスを踏んでいくのです。

・レメティが治すのではなく、患者自身の力で治る

精神科医のハインツ・コフートは「患者が人生の楽しみを以前よりももっと強烈に体験することができるという事実によって、治癒が確認される」と述べています。これは、病気からの回復は単に病気になる前の状態に戻ることではなく、その人の生き方そのものが変わることではないか、と解釈できるでしょう。

 ・ホメオパシーは西洋医学との統合医療で効果を発揮

現代医療でできない病気の治療をサポー卜するのがホメオパシーの上手な利用法だといえます。もちろんホメオパシーのできないことで現代医療ができることもあります。ガンやその他の疾患に対する実際の治療では、ホメオパシーはほとんど西洋医学と併用され、西洋医学と代替療法の混合である、統合医療になっています。

 

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